私が子供達に指導してもいいんですか?
正直に言えば、私はこう思っていた。
「私のような若輩者が指導だなんて・・・」
そんな私に、先生は言って下さった。
「上に立つ以上は指導者としてお願いします!」
私は答えた。
「技術的なことは何も‥💦基本と大きい声くらいしか自信がありません」
すると先生は、笑いながらこう言って下さった。
「大丈夫です!僕も技術はわかりません!笑」
(そんなわけない)
「⚪︎さん(私)にしか教えられないことがありますから!」
「うちの子供達は皆一生懸命やっていて、力はあります!
あとは、気持ちです!!
試合で勝てるかどうかは、最後にはハートです!!
ハートの部分を指導してください!」
と、熱い言葉をくださったので、
僭越ながら、指導に立たせてもらっている。
そして、先生への感謝
こちらの先生のことを、私は心から尊敬している。
私のリバ剣にも、昇段も、いつも強く背中を押して下さる。
「僕もリバ剣です!大人になってやったら面白いですよ!防具あるでしょ?」
昇段審査の日本剣道形の稽古も、
毎回、子供達の稽古が始まる前に指導して下さった。
道場全体の空気を整える力、
毎回子供達が一生懸命やる雰囲気作り、
厳しいところは厳しく、
飲み会や子供会では楽しく、
愛のある先生です。
真っ直ぐで速い潔い剣風。
昇段審査はもちろん、大きな大会にも選手として、審判として、積極的に行かれている。
「基本だけでも勝てますよ〜!!笑」
そんな先生のおかげで、今日も父ちゃん母ちゃんリバ剣士が増えていく。


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